パパにも見てほしい!19歳年下嫁を持つ夫の育児奮闘記!

〜昭和生まれの夫と平成生まれの妻と間も無く生まれる令和BABY〜女の子産まれました!

困ったことがあればいつでも産院へGO!!

f:id:nsm4778:20191130191126j:plain

目次

 

ついに産まれるのか!?

 

11月26日、正確には27日になった頃、僕たちは産院へ駆け込みました。

 

 

 

僕を呼ぶ声が聞こえます。小さくか細い声が、何度も何度も脳を刺激します。

その声が夢ではないと認識したのでしょう。本能的に飛び起きました。二度寝をしてしまったときのように。

 

出勤時間が過ぎているのか!?

 

鼓動が高まり、息が荒れていました。

 

 

暗い部屋の中、ベッドのそばに嫁が立っていました。見上げると、少し涙ぐんでいるように見えました。

どれくらい寝たんだろう。今が夜なのか、朝なのかさえわかりません。

まだハッキリと現実に戻っていない意識の中、どうしたのか問いました。

 

 

「破水したみたいだから、今から病院へ行きたい」

 

 

そう呟くと、嫁は栓が外れたかのように涙が溢れ出てきました。

 

 

ついに産まれるのか!?

 

 

一気に現実に戻りました。

 

 

 

近頃、お腹の痛みの周期が短くなっていました。ご飯を食べていても、テレビを観ていても、横になってリラックスしているときでさえ、「痛い、痛い」と頻繁に顔を歪めるようになっていました。

この時期はよくあることだと、嫁は痛いながらも耐えていました。

しかし今回は、どこか嫌な感じがしたそうです。

 

 

高位破水とは

 

前日に、パンツにおりもののようなものが付いていて、かなり臭気があったのだとか。そして生理痛に近い痛み。気にすればするほど眠れなくなり、ベッドから出てネットでいろいろと調べていたのだそうです。

すると、《高位破水》という言葉が目に入りました。

高位破水とは、子宮の高い部分で起きる破水のことで、破水量が少なくて尿もれなのか、おりものなのか見分けがつかないこともあるとのこと。

もし気がつかずに放置していると、胎児が感染症などにかかって死産の恐れもあると。

 

 

腰も重たいし痛みもある。おりものも匂いがする。これはもしかしたら、まさに今の自分に当てはまるのではと不安になり、病院へ行くこととなった次第です。

 

 

気になることがあればまずは産院へ電話!

 

病院へ電話をすると、「入院グッズを持って、すぐに来てください」と言われました。

時刻は夜中の12時半頃。

嫁は、「みんなに迷惑がかかる」「ごめんなさい」を繰り返すばかり。

 

 

この時点では、僕は高位破水のことを聞かされていなかったので、なぜ嫁がこんなに不安がっているのかがわかりませんでした。

破水したということは出産が近いということ。間もなく産まれるかもしれないのに、このテンションの下がりようはどうしたものか。

僕も嫁も不安で顔が強張っていましたが、明らかに種類の違う強張りようです。

さすがにいざ出産となると、陽気な性格の嫁でもやはり不安になるものなんだな。

僕はなるべく平静を装い、嫁を落ち着かせようとします。少し余裕があったのか、前回の記事、関西テレビ『かんさい情報ネットten.』のめばえコーナーにメールすることが頭によぎりました。笑

 

www.babypapamaama.com

 

 

産院までは車で15分ほど。夜中なので気持ちもう少し早く着けそうです。

入院グッズをトランクにしまい、車を走らせます。

車中でも、「ごめんね」ばかりの嫁。プチパニックに陥ってしまっていました。

僕は「大丈夫」くらいしかかけてあげる言葉が出てきませんでした。

 

 

 

到着して待つこと数分。助産師さんがやって来て、まずは嫁を陣痛室に通してくれました。

僕はソファに腰掛け、ブログの続きをスマホで書き始めます。

すっかり目が覚め、不安よりもワクワクとした気持ちのほうが勝ってきました。

結局2時間程しか寝ていなかったようです。

 

 

程なくして、僕も呼ばれました。陣痛室では嫁がベッドに横たわっていました。破水はしていなかったとのことで嫁の顔には赤みが戻り、穏やかな表情に戻っていました。最悪の事態は避けられたのですが、この時点でも僕はヤバかった状況だったとは夢にも思っていませんでした(^^;)

 

 

お、おう。今日は産まれないのか。なんにしろ、まぁよかったよかった。

 

 

ここに行く前とはまったく違う顔色の嫁を見て、事態を把握できていないのにも関わらず安堵しました。

まだ産まれないという残念な気持ちはありましたが、前向きに捉えればいい予行演習になりました。

 

 

 

そして次に胎動と胎児の心拍数の変化の関係性で元気かどうかを確認するNST(ノンストレステスト)という検査が始まりました。

 

f:id:nsm4778:20191130192219j:plain

 

30分程と言われていたのですが、胎児が寝ていたため1時間程続けていました。

左の赤の数字が胎児の心拍数。右の緑の数字がお腹の張りを確認する数値です。

心拍数が下がったままだと不安になり、心拍数が上がると、お腹の子が目を覚ましたんだなと一喜一憂していました。

 

 

 

 2時40分頃、検査が終わりました。

助産師さんは優しく語りかけてくれました。

 

 

「なにかおかしいと思ったりしたら、勘違いでもいいからすぐに来なさいね」

 

 

迷惑をかけてしまうと周りに対して気にしすぎな嫁を察知したのかどうかはわかりかねますが、嫁の心にはとても響いたようです。

誰も迷惑だなんて思わないですよね。

別に夜中に起こされようが、そんな状態の中ひとりで行かせることのほうが心配になるしねぇ。

 

 

迷惑だなんて誰も思わない!

 

今同じ状況の妊婦さん、少しでも不安に思うことがあればすぐに病院に連絡を取り、なるべく行くようにしてください。

そして旦那さんも、できる限り支えてあげてくださいね。

今協力しないと、一生愚痴をこぼされますよ。笑

 

 

いやそれは冗談ですが、今が1番大事なときです。パパになるカウントダウンはすでに始まっています。

困難なことがいろいろ待ち受けているかもしれませんが、ひとつひとつ頑張っていきましょう!و

 

f:id:nsm4778:20191130193953j:plain

 

嫁はずっとカウントダウンしていたようです。

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ

ランキングに参加しています。