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水通しとは?
少しづつ買い足していたベビー服。雨の日が続きます。久しぶりに初夏のように晴れ渡ったある日、嫁はそれらをすべて洗濯していました。
新しいベビー服を洗濯することを、『水通し』っていうんですってね。初めて聞く言葉で、いろいろと勉強になります。
この水通し、要は水洗いすることなんですが、糊(のり)を取り除くためのようです。
新しい服には糊が付いていることが多いようです。
ベビー服に限らず、新しい服を着る前には1度洗濯するのがいいようですね。
ではなぜ糊を取り除くのか。なぜ水通しをするのか。
調べてみると、ちゃんと理由があるようです。
ただきれいにするために、なんて単純なことではないようですよ。
水通しをする理由
理由は2つあります。
まず1つ目は、ホルムアルデヒドを取り除くため。
ホルムアルデヒドとは、刺激臭の強い気体で、水によく溶けます。
水溶液はホルマリンと呼ばれます。
しかしなんとも恐ろしそうな名前ですね。まるでファンタジーゲームのラスボスです。
ホルムアルデヒドには防虫効果があり、衣類によく使用されています。
シックハウス症候群の原因物質の1つということもあり、体にあまり良くはないということは確かですね。
さすがラスボス。
服にホルムアルデヒトが多く含んでいると、肌荒れや発疹が発症する危険性があります。
赤ちゃんの肌はまだ弱く、とてもデリケートですからね。
ホルムアルデヒドは水に溶けるのです。なので水洗いだけでいいので、必ずやってあげましょう。
水通しをする2つ目の理由としては、汗を吸いやすいようにするため。
新しい服には糊が付いているので肌触りが悪かったり、汗の吸収が悪かったりします。
ですから水通しをすることにより、ふわふわと柔らかい肌触りの生地にして、汗を吸いやすくします。
赤ちゃんはとてもよく汗をかきますからね。
水通しのやり方
やり方としては、まず洗濯槽をきれいにする方もおられるようです。洗濯槽に、カビなどで汚れている場合がありますからね。慎重になるのはいいことです。
そして洗濯機で水洗い。ソフトコースや手洗いコースを選択して、ベビー服が痛まないようにします。
洗剤を使ってもいいですが、その場合はベビー服にも使えるものを選び、そしてしっかりとすすぎます。
すすぎ残しがあると、赤ちゃんに影響を及ぼしかねません。
洗濯し終わったら、ベビーハンガーにかけて干します。
大人と同じ大きさのハンガーだと、伸びてしまいますね。
ベビー服もそうですが、ベビーハンガーって小さくてかわいいですよね。
嫁はベビーザらスでまとめて買ってました。
干すのはもちろん日光に当てるほうがいいですが、埃やチリ、花粉やPM2.5などが飛散していたりして、付着する恐れがあります。
なのでうちは窓を開け、さらには扇風機を使い風通しを良くし、部屋干ししました。
実は数ヶ月前から、元々洗濯は部屋干しでした。
以前、ベランダに干していた洗濯物に、鳥のフンがベッチョリ付いていたことがあったので。
それ以来、部屋干しです。
ベビー服が気持ち良さそうに、風に揺られています。
いつ頃がいい?
水通しですが、28週~35週頃にする方が多いようです。
うちの嫁は33週目に入った辺りでやっていました。
洗濯したら乾かして、あとはすべてジップロックに入れてなおしてあります。
もう間もなく、いつお産が始まってもよい時期に突入します。
とりあえず出産予定日を中心に、1週間有給休暇を取りました。
月末からは育休に入ります。
退院したら嫁の実家に行って、いついつ迎えに行くなど、いろんなことをシミュレーションしていますが、予定通りうまくいくのでしょうか。
予定日通りに産まれる赤ちゃんは、わずか5%だそうです。
僕が不規則な仕事ですので、できればちゃんと予定日に産まれてもらいたいものです。
ですがこればっかりは、なんとも言えませんね。
今はただ、できることをひとつひとつサポートするだけです。
近頃、嫁の体調が良いのが救いです。
お腹の中の子も、びっくりするくらい暴れていますよ。
手前のひよこ柄の服は、僕のお気に入りです。